海外テレビの活用

 

言語、文化の生きた教育素材の提供

衛星から受信可能なテレビの発信国は周辺各国だけではなく欧州や中近東も含まれ、日本で受像可能な映像の言語は数十にも達します。関西のある大学では25チャンネルにもおよぶ海外の番組を同時に構内CATVで伝送し、構内なら自由に各種言語の番組を見ることができるようになっています。海外衛星テレビの導入により、言語学習に必要な文化や習慣、その他多くの関連した知識が無意識のうちに吸収されるという、従来のメディアでは得られない効果が期待できます。

   

リアルタイムの海外ニュース・ソースとして

日本で受像可能な衛星がたくさんあり、それぞれの衛星から数多くの国々の報道番組等が放送されています。日本で加工された報道ではなく、発信国から直接ニュースを受信して生の情報を得るには最高の方法といえるでしょう。海外向けとして放送されているものもありますが、多くは発信国の国内放送と同じ番組なのですから…。報道番組だけではなく、音楽、スポーツ、ドキュメンタリ等の番組から現地の情報を日本に居ながらにして吸収することができるというのも、海外衛星テレビの大きな利点でしょう。

   

在日外国人に娯楽を提供

母国を離れて日本で生活する外国人が急速に増えています。海外衛星TV受信が、この方々に母国の情報やエンターテイメントを提供する大きな力となります。母国で見ていたテレビ番組を遠く離れていても楽しめることは、海外で生活する人々にとって想像以上に大きな安らぎを与えます。留学生寮、外国人が多く住むアパート、会社の休憩室、ホテル…、簡単な設備のシステムでも設備効果の大きさに驚かれるに違いありません。

   

学校、ホテル、企業、共同住宅、寮等でのチャンネル増設

ホテルや寮、マンション等、テレビの共同聴取システムがあるところなら、海外の衛星テレビを簡単に増設することができます。衛星から受信した映像や音声を通常のVHFやUHFのテレビ信号として共聴システムに流せば、各テレビでは単に新しいチャンネルが増えたということになりますから、ひとつの設備で館内全てに海外衛星TVを配信することができます。また多チャンネル、多言語への対応も可能です。

   

衛星テレビネットワークの提供

企業が全社的な伝達や社内教育等に衛星を利用することは特に欧米の国際的な企業では一般的になってます。また、広範囲に分散した人々に対する広報や教育にも衛星の映像伝送が利用されています。日本では費用が高いと敬遠されてきたようですが、日本でも規制緩和の進行で費用が大きく変化し始めました。現在は欧米企業等のアジアでの映像伝送ネットワーク構築がこの分野の主要な仕事となっていますが、これからはコスト削減のためにもこの種のネットワークが日本でも普及することと考えます。